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2013年3月の個人向け国債の利率が決定

2013年になって初めての10年満期、5年満期の個人向け国債と今年3回目となる3年満期の個人向け国債の利率等発行条件が決定しました。今回の発行条件ははっきりいってかなり悪いです。3年債は2連続の「最低金利」状態となっており、5年満期も0.06%と最低水準です。

個人向け国債利率のまとめ

3年満期:0.05%
5年満期:0.06%
10年満期:0.42%

うーん、いずれも低いですね。市場金利がかなり低下しているため、この水準となるのはやむを得ないといえばやむを得ないわけですが。。。先日のコラムで「新窓販国債の発行中止」とあるように、投資家にとって魅力的な水準での国債発行は難しい情勢です。

これくらいならネットバンクの定期預金にでも預けた方がまだましな水準ですから。。。

今月の定期預金金利は下記の通り(2013年3月1日時点)
じぶん銀行:0.18%
住信SBIネット銀行:0.14%
楽天銀行:0.09%
ジャパンネット銀行:0.088%

となっており、3年、5年満期の国債の利率よりも定期預金金利の方が高いという逆転現象となっています。

10年満期の国債についは0.42%と比較的高い利率となっているので、こちらに関しては投資的な価値も有るのではないかと思います。コラム「個人向け国債なら10年ものが圧倒的に有利」でも説明している通り、どの年で解約しても基本的には10年国債が有利な状況が続いています。

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