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償還期間(満期)
償還期間(満期)は投資した債券(国債)の元本が戻ってくるまでの期間です。債券は通常満期までの間は定期的に利子(利息)の支払いだけが行われ、満期(償還期限)をもって投資元本が戻ってきます。償還までの期間が長い債券ほど、投資元本の回収にまで時間がかかることになります。
債券金利(利息)は原則的に順イールド
まず、債券は「償還までの期間が長くなるほど金利(利息)は高くなる」のが原則です。
同じ発行体が出す債券(国債)は満期までの期間が1年のものよりも10年のものの方が金利が高くなります。(銀行の定期預金だって同じですよね?)
このように期間が長くなるほど金利が高くなるという状態を「順イールド」といいます。
一方で、債券に投資をする投資家の立場から償還期間を見ていきます。
債券はつまり将来(満期)に借金を返してもらうという商品です。つまり償還期間が長くなるということはそれだけ投資元本を返還してもらうまでの期間が長くなるということです。
これは、リスクの増大を意味します。たとえば、1年後に○○社という会社がこのまま存在することは想像できても、10年後、20年後となるとなかなか想像しにくくなるのではないでしょうか?
このように、投資期間が長くなるほどリスク(不可実性)は高まっていきます。
なので、投資家的にはできるだけ短期間に償還してもらう債券(国債)の方が魅力的ということになります。
このあたりの償還期間の長さについては「信用リスク(デフォルトリスク)」との兼ね合いで考えてみるのをお勧めします。信用リスクが高い会社の債券に投資をする場合は短期で、逆にリスクが低い会社の債券に投資をする場合にはある程度長期でもよいというように検討するとよいかと思います。
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