自分にあった国債の選び方
国債には「国債の種類」で紹介したように様々な種類があります。また、年数(償還期間)も短期のものから長期のものまで多彩です。そうした中、「自分のマネープランや人生計画」においてあったものを選択するのが極めて重要です。ここでは、資金の性質や目的別にどのような国債があっているのかを比較していきます。
国債投資に向いている資金とは?
まず、基本的なポイントとして「国債」への投資に向いている資金は「絶対に減らしたくないお金」という性質のものです。国債ですごく高いリターン(利益)を求めるのは間違っています。
高金利の運用やキャピタルゲイン(売却益)を求めている方は「株式投資」や「投資信託」といった投資商品をおすすめします。
国債は安全な形で資産を運用、保全するのに適した商品です。
用途が決まっている資金の国債運用
すでに用途が決まっている資金の運用の場合、その必要になる時期から逆算して国債を選びましょう。たとえば、10年以上先ということであれば、10年国債(10年個人向け国債)が適していますし、たとえば3年後の家のリフォーム資金にしたいという場合は、3年満期の国債に投資をするといった具合です。
債券の場合、途中での売却(換金)をしない場合は安全性が高い商品ですので、将来の用途別(お金が必要になる期間)に備えてその期間の債券を買っておくと有利です。
将来の金利変動にも備えたい国債運用
定期預金などの投資は原則として「固定金利」です。債券の場合も金利は「固定金利」となっているものが多いです。歴史的な低金利が続く中、将来金利が上昇するかもしれないのに、固定金利で10年も運用するのは・・・。という方にお勧めなのが「個人向け国債(10年・変動)」です。
「定期預金との比較」でも示している通り、固定10年国債よりは金利が劣りますが、定期預金(10年)よりはるかに金利が高い上、将来金利が上昇した場合には、その金利に合わせて金利も増えるので将来金利が上昇した時にもそれに応じて国債から得られる金利(利息)も多くなるのでおすすめです。
国債投資にお勧めの証券会社
個人向け国債の取り扱い量は多く、毎回購入額に応じたキャッシュバックキャンペーンを開催しています。 50万円以上の購入で500円キャッシュバックで0.1%還元とキャッシュバックキャンペーンのハードルが低いです。 少額の個人向け国債投資ならSBI証券がおすすめです。 |
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