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個人向け国債なら10年ものが圧倒的に有利

個人向け国債には「3年」「5年」「10年」の3商品が現在ラインナップされていますが、どれに投資をするか?と聞かれたら今の商品スペックなら10年物しか選択の余地がないというお話です。

途中解約のペナルティを入れても10年物が圧倒的有利な情勢

個人向け国債は途中で解約をする場合、過去1年分(2回分)の税引き後の利息を返還するだけで解約できるようになっています。(正確には差し引かれて戻ってきます)
途中解約によるペナルティはこれだけです。

具体的な個人向け国債の商品性について知りたい方は「個人向け国債」のページをご覧ください。

 

平成24年12月発行の3年国債5年国債10年国債それぞれの金利を見てみましょう。

3年:0.07%
5年:0.13%
10年:0.48%

となっております。それぞれの国債に100万円を投資したとしてそれぞれの利息と解約したときの受け取り利息も一緒に計算します。すると下記のようになるわけです。、

3年国債 5年国債 10年国債
1年目 700円 1300円 4800円
2年目 1400円(解約700円) 2600円(解約1300円) 9600円(解約4800円
3年目 2100円 3900円(解約2600円) 14400円(解約9600円
4年目 5200円(解約3900円) 19200円(解約14400円
5年目 6500円 24000円(解約19200円

見てもらうといわかりますが、2年目以降ならどのタイミングで解約しても10年国債の方が有利になります。
仮に3年目、5年目の3年国債と5年国債が満期になるタイミングであっても10年国債を解約した方が有利になるわけです。

3年国債を満期まで持った場合:2100円の受け取り
10年国債を3年満了時点で解約した場合:9600円の受け取り(4.57倍高い

5年国債を満期まで持った場合:6500円の受け取り
10年国債を5年満了時点で解約した場合:19200円の受け取り(2.95倍高い

現状だと10年満期以外の個人向け国債に投資をする意義というのはほぼゼロ近いということになります。
唯一10年国債のリスクを挙げるとすれば「変動金利のため将来金利が「下落」した場合は利回りが低下するリスクがある」ということが挙げられますが、現状の金利からさらに下がる可能性はそこまで高くないでしょう。

逆に金利が上昇した場合、10年国債の利回りはさらに上昇し、固定金利である3年、5年国債との金利差はさらに開くことになるわけです。

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